ターボチャージャーの交換手順

3.スーパーチャージャーのオイル入口パイプとオイル戻しパイプを確認してください。過給機のオイル入口および戻りパイプはきれいでなければならず、オイル入口および戻りパイプがねじれたり詰まったりしてはいけません。スーパーチャージャーのオイル入口、戻り口にシールガスケットを使用している場合は、ガスケットの腐食や変形がないか確認してください。ガスケットがオイル入口と戻りポートを塞ぐことはできません。

4.スーパーチャージャーに事前に注油します。スーパーチャージャーはエンジンに搭載されており、当面はオイルパイプには接続されていない。まず、スーパーチャージャーのオイル注入口から清浄なオイルをスーパーチャージャー内に注入し、ローターを手で回してスーパーチャージャーのベアリングに潤滑油を満タンにしてから、オイルパイプを接続します。

5.試運転。潤滑油不足によるスーパーチャージャーベアリングシステムの損傷を防ぐために、ディーゼルエンジンを始動し、3〜4秒以内にスーパーチャージャーオイル入口に油圧が表示される必要があります。 2分間運転し、ローターが異音なく安定して回転するかどうかを確認し、機械を停止してローターが慣性で安定して回転するかどうかを観察します。通常、約 30 分後に動作が停止します。

6.タービン後方の排気背圧とエアフィルターの圧力損失は 4.9kPa を超えてはなりません。フィルターエレメントが濡れていると圧力損失が大幅に増加するため、エアフィルターエレメントは濡れてはいけません。